HOME > 活動のご案内 > 学術研究 > 研究活動 > 月例研究会 研究会概要2012

研究会概要

2012年 (平成24年) 

<12月度>
社会 研究テーマ
  「グリーフケア活動とスピリチュアリティ
              ~人が生きるには「スピリチュアリティ」が必要です~」
 発表者 加藤 勇三(日本人間学会 会員)

グリーフケア(悲嘆援助)についての講話であった。
今回の講話では、人間とは何かという普遍的な問題提起から始まり、人間の苦痛に関する考察を経て、スピリチュアルケアの領域へと話が進んだ。
人間には、肉体的存在・精神的存在・社会的存在・スピリチュアル的存在の側面があり、それに応じて人間の苦痛にも、肉体的苦痛・精神的苦痛・社会的苦痛・スピリチュアル的苦痛があるという。

このような人間観をもとに、加藤氏は「スピリチュアリティ」の必要性を指摘する。
窪寺俊之氏によれば、スピリチュアリティとは次のように定義されるものである。
《人生の危機に直面して生きる拠り所が揺れ動き、あるいは見失われてしまったとき、その危機状況で生きる力や、希望を見つけ出そうとして、自分の外の大きなものに新たな拠り所を求める機能のことであり、また危機の中で失われた生きる意味や目的を自己の内面に新たに見つけ出そうとする機能のことである》

とりわけ、東北大震災に直面した人々の多くは、スピリチュアル面でのケアを切実に必要としている。
加藤氏は自らの経験を振り返り、この問題について次のように語った。
《昨年私は6月から12月にかけて、月の半分は岩手県の遠野に出かけていました。
被災地釜石でのグリーフケアをするためでしたが、仮設住宅に住む被災者の方々から、今の気持ちをたくさん聞かせていただきました。そこで私は改めて、「人が生きるために必要なものは何か」との問いへの答えとして、「絆」というキーワードを得ましたが、「なぜ生きているのか」との問いに対して、「スピリチュアルな絆」の大切さを実感してきました》

「スピリチュアルな絆」なくして被災者へのグリーフケアは成立しない、というのが、今回の講話の力点であった。

 


<11月度>
社会 研究テーマ 「人間学の基本課題 ~二年間の学びのまとめと今後の課題~」
発表者 桜木 慎(日本人間学会 研究会員)

人間学の研究に関する発表はこれで四度目になるが、今回は、自身のこれまでの学びの行程を振り返りつつ、人間学の基本課題について改めて考えてみる場となった。以下の五つのテーマを案件としたが、哲学の領域のみならず、文学や科学の領域においても人間学的な発想が有効であることを確認した。

 1. 「実存は本質に先立つ」という命題をめぐって
 2. 哲学と文学の関係性についての一考察
 3. 心の世界の探究に向かう科学と哲学
 4. 「人生の意味」についての人間学的アプローチ
 5. 人間学研究の今後の課題

また、討議の場面では、参加された先生方から示唆に富むご意見がふんだんに出された。これらの考察を通し、人間とは何かという根本問題にまた一歩近づけたのではないかと思っている。

 


<10月度>
社会 研究テーマ 「植物の花などの機能」
発表者 中島鈆三(日本人間学会 理事)

1.

花の形、色、模様などは、長い年月のなかで、自然・動植物が共に影響しながら進化してきて現在の環境がある。
たとえば、ブナ林は、ススキの原にいきなりは出現しない。
何故ですか???。
必ず、ススキの原、次にアカマツの林、次にミズナラの林、その次にようやくブナ林ができる。何故ですか???。
長い歴史・進化の中での土壌の改変とそれに適応する植物の発生(糖をアントシアニンに分解してから落葉すれば、土壌には糖分が少なくなり、それに適応した植物が発芽し繁栄する)して現在の環境があることを忘れない。
ブナは発芽してから40年経たないと果実を生み出さない。(ブナ1本切ると、後継樹木が次の世代を作るためには40年必要であるということですので、勝手に人間の経済活動の理由だけで樹木を伐採することについて考えるべきであろう。)

2.

ミツバチは、赤は見えませんが、紫外線は見える。人間は紫外線は見えません。したがって、ミツバチが見ている自然の色と人間が見ている自然の色は違う。
人間が見て「白」と感じても、その「白」に加えて、人間には見えない紫外線域の波長を反射・吸収する物質があれば、ミツバチはきれいな色彩を持った花と見ているはずである。
(自然に対しては人間だけが一番最高ではないんだよ。謙虚に自然を見るべきである。)

3.

進化を語るとき、世代交代が重要である。
ヒトの世代交代を100年(生まれてから死ぬまで)とするとバクテリヤ等は数日ないし数週間で、我々が知っている一年草草花は1年で1世代を交代している。
何世代も交代する間に、その環境に適応した生物(植物も動物も)が、他家受粉などにより環境に適して発生してきて現在があるのであろう。
そうすると、世代交代が早いものは、1年間に数千回、または数万回の世代交代をしており、現在でもそれだけ環境変化に進化的意味で適応しようとしていると言える。

4.

トリカブトやドクゼリなど人間にとって命にかかわる毒物を、植物は進化の中で作り上げてきている。
あまり、自然を傲慢にいじると自然(植物)からのしっぺがえしがあるよと考えておくことが必要であろう。

5.

ペニシリンが発見されました(これらは、自然系です)。
その後、つぎつぎに、例えばセヘム系の抗生物質が開発されました。
その結果は、どうなっているかというと、「多剤耐性菌」という問題が生じ、病院内感染などによって多数の命が失われ、病院を一時閉鎖するなどの問題が生じています。

6.

やはり、自然をよく見ることが必要ではなないか。
その場合、自然を「そのままのもの」として、そのバックグラウンドには長い進化(特に動植物の共生関係)の歴史があるものとみるべきであろうと考えています。
下を向いて咲いている花(例えばホタルブクロ)、また、その色・模様・大きさなどには、意味がある。

 


<9月度>
社会 研究テーマ 「人間本性としての利他性が発露するとき」
発表者 浜中 敏幸(研究会員)

人間の心には、利己性と利他性という二種類の対極的な性質が存在する。利己性の暴走は往々にして犯罪行為の原因となるが、利他性の発露は他者を生かし、社会全体の平和と発展に寄与することにもなる。浜中氏の今回の発表は、人間が誰でも本性的に持っている利他性についての考察であり、人間学研究の重要な一側面を鋭く開示したものであった。

浜中氏が人間の利他性に関心を持つようになったのは、東日本大震災の報道が契機であったという。戦後最大の被害となったこの災害には、周知のように多くのボランティアの活躍が見られた。彼らの利他行動は人々を感動させ、人間性の美しい側面が多くの人に印象づけられることになった。氏は人々のこのような利他的行為に注目し、人間の利他性の発露に関する研究に着手することになる。その成果を簡潔にまとめたのが今回の講話である。

講話の詳細については省略するが、人間の利他性が発現しやすい条件として、氏は次の五つを挙げている。

  1. 好意や感謝など肯定的な感情を持つとき
  2. 他人の悲しみや境遇に共感したとき
  3. 震災等の非常時で支援が必要なとき
  4. 連帯感を持つなど良好な関係性があるとき
  5. 道義を外れた行為に義憤を感じるとき

ところが、現代の社会は、「無縁死」(孤独死)の急激な増加が象徴するように、人間同士の関係性が希薄になっている。発展を続ける科学技術のみが偏重され、理性の肥大化した人間が大手を振るい、人々が他人の痛みに鈍感になる「感情音痴社会」が形成されつつあるのである。このような状況においては、人々はますます個人主義に陥り、利他性を発揮する場自体が社会から失われていくことになる。豊かさと便利さを実現した現代の日本は、決して手放しで喜んでいられる状態ではないのだ。

では、どうすればいいのだろうか。氏はここで、ダニエル・ゴールマンの言葉を引用する。《他人の気持ちを察する能力は、ビジネス、恋愛、子育て、教育、人間関係など、人生のあらゆる場面で必要になる》

利他性の豊かな社会を築くためには、「共感力」を育てる教育が必要であり、それが、人間関係の希薄化という社会現象をくいとめる手段ともなるのである。今回の浜中氏の講話では、あらためて教育の重要性が指摘され、講話の後の質疑応答の時間にも参加者による活発な討議が行われた。


 


<7月度>
社会 研究テーマ 「植物の種の散布」
発表者 中島鈆三(日本人間学会 理事)

中島氏の今回の発表は、植物の種子がどのようなかたちで散布されるかについての考察であった。植物は動物と違って動くことができないので、種子が散布されるには自然界の助けが必要となる。中島氏は、種子の散布のされ方を以下の五項目に分類し、今回はおもに①の風散布についての説明がなされた。

① 風散布 ②水散布 ③動物散布 ④自動散布 ⑤重力散布

風散布とはどのようなものかというと、「通常の風による散布のこと」である。そのため、風により散布される種子はみな軽く、また、冠毛や羽毛を持つなど風を受けやすい構造になっている。

また、種子の散布のされ方に関しては、通常次のような分類がなされているという。

① 風によって飛ばされるもの。
② 風によって枝が揺れて、種子がまき散らされるもの。
③ 風によって植物全体が転がっていくもの。

今回の発表では、上記の具体例がイラストとともに示され、「風散布」のなかにも実に多様な形態のあることが知らされた。中島氏の説明は分かりやすく、植物の種類に不案内な者にもその世界の不思議さが十分に納得される内容であった。

タンポポ・ヤナギ・マツなど、代表的な風散布植物の具体例が示された後、氏の講話はまとめに入った。

《植物の種一つをとってみても、自然界は実に驚異に満ちている。自然はわれわれ人間に、常に汲めども尽きない疑問と感動を与えてくれているのである》

植物や動物についての知見を得ることは、人間をより深く理解するうえでも必要なことであろう。われわれ人間もまた、自然界のなかに産み落とされた生命存在であるのだから。そうした意味で、氏の自然界に関する知的アプローチは、人間学研究にも資するところ大であるといえるだろう。

 


<6月度>
社会 研究テーマ 「人間学の現在 ~〈ホモ・シグニフィカンス〉をめぐる考察~」
発表者 桜木 慎(日本人間学会 研究会員)

菅野盾樹氏(大阪大学名誉教授)が提起した〈ホモ・シグニフィカンス〉の人間像は、21世紀の人間学に深い示唆を与えるものと思われる。表現行為は〈心〉にとっても〈体〉にとっても、ヒトが人間として生きるために不可欠のものとして存在するからである。今回の研究会では、〈実存〉と〈表現〉の問題を軸に、以下の内容を論点とし、進化論のパラダイムでは説明のつかない人間存在の独自性について考察する。

 1. 人間の「生」の問題を探究する現象学
 2. シェーラーの類型学から「ミニマム人間学」へ
 3. ホモ・シグニフィカンスとはどういう人間観か
 4. 人間における心の機能と表現行為

 


<5月度/3月度>
社会 研究テーマ
  「躍動する天空の果実」-現代物理学から見た宇宙創成と人間存在(3)
  「天空のルネッサンス」-現代物理学から見た宇宙創成と人間存在(4)
発表者 市ノ瀬 愼一 (日本人間学会 研究会員)

「私たちは何処から来たか、私たちは何か、私たちは何処へ行くか」というポール・ゴーギャンの問いかけを契機として、生命ある存在の宇宙史的意味を探る長い旅を始めた。生命を持つ存在は、宇宙史の中で宇宙が潜在的に持っていた素晴らしさの具体的な結実体であり、そのエッセンスでもある。前回の「宇宙を乱舞する素粒子」(2011.7.16)では、自由奔放に宇宙を飛び回っていた素粒子たちも宇宙膨張による温度降下とともに安住の住処を求めて自らの身の振り方を決めていく姿を素描した。

宇宙開闢後38万年の頃、3000°Kまで冷えたことにより、宇宙は原子核と電子に分かれていたプラズマ状態から原子状態になるという大事件に遭遇する。自由な電子がなくなると、宇宙は晴れ上がって透明になり、宇宙が光を透すようになったということは、光よりも物質の方がエネルギー的に優勢になったことを意味する。光優勢の宇宙では、光の圧力のために、物質は固まることができず、天体を作ることが出来ない。

物質優勢の宇宙では、逆に物質が固まり始め、宇宙が晴れ上がるころには、百分の一程度のダークマターのゆらぎと、十万分の一程度のバリオンと光放射のゆらぎが存在していた。やがて、バリオンはすべて原子になるとともに光放射との相互作用は切れる。その後、光放射はそのまま断熱膨張を続けて現在に至り、十万分の一の大きさの光放射の非等方性として観測されている。一方、ダークマターのゆらぎは自己重力で成長しつつ、バリオンを引き付けて天体を生み出すまでに成長していく。

膨張を続ける宇宙の中で、宇宙最初の天体として形成されたのは原始銀河である。宇宙開闢後一億年頃のことであり、宇宙は漆黒の闇に包まれた暗黒時代の最中であった。宇宙の温度は300°Kくらいに冷えており、その大きさは一億光年であるから現在の百分の一たらずである。実際、冷えてきた水素とヘリウムの原子が、ダークマターハローの中で自分の重力で固まり、巨大なガスの塊を作ったのが原始銀河である。漆黒の闇夜を灯す初代星が誕生するのは、さらに1億年くらい経ってからのことである。

原始銀河の中のガス密度の高い部分が、ダークマターの助けを借りて集めた周囲の水素ガスを自分の重力で収縮させることで初代星を生み落とした。この「天空の果実」の誕生はガスを冷やす冷却装置の完備していない原初の環境での出来事ゆえに難産を余儀なくされた。初代星から初代銀河の形成により、宇宙はその長い暗黒時代から開放され、「天空のルネッサンス」を迎えた。初代星はその一生を終えると、自らの内部でつくりだした重元素を放出して星間空間に再び戻っていく。

宇宙は、撒き散らされた重元素を含むガスを凝縮して、よりコンパクトな次世代の星をつくる。そしてこの輪廻の流れは太陽系の誕生へと繋がっていく。しかし、星の死とともに燃えかす(ブラックホール、中性子星、白色矮星など)も一方的に増えることで、星の出生率は次第に落ち込み、宇宙の「老化」現象は避けて通れない。

また、初代銀河もその幼年期をすぎ、さらに群れを作るように、ダークマターに操られて集団化していく。つまり、スターバースト銀河やクエーサーなどの青年期特有の星生成率の高い銀河へと変貌していく。近傍銀河やダークマターとの相互作用で育ってきた銀河は、やがて、星生成率のピークを越えてその成熟期へと向かう。宇宙開闢から90億年程経ち、飛び交う放射の強度も弱まる頃、宇宙は生命の発生を促す素地を準備し始める。

こうして宇宙が137億年程の歳月をかけて作り上げた天体の階層は、星、銀河、銀河団そして宇宙大構造という四つの基本構造の「入れ子構造」を成している。小さいスケールの天体が重力によって集合して大きいスケールの天体を形成するが、各々は、より下位の物質を基本単位とし、それらの運動、あるいは、熱的状態に応じて、重力に抗する力を生み出し重力平衡を保っている。

宇宙の物質形態が四つの基本構造にまとまる理由は、各々の構造に質量の上限があり、それを越えると必然的に上位の構造になってしまうからである。現在、われわれが見る銀河宇宙は宇宙の造化の極致を示しており、その形成は宇宙史における奇跡とも言える大事件であった。

なかんずく宇宙年齢の大半をかけて徐々に形成されてきた宇宙の大規模構造は、壮大な宇宙創成の記憶を今に留める貴重な「化石」である。星→銀河→太陽→地球→生命→人類という一本に繋がったストーリーを探し求める全宇宙史解読の旅路はまだまだ先が長い。



 


<4月度>
社会 研究テーマ 「水について - なぜ水なのか?-」
発表者 中島鈆三(日本人間学会 理事)

中島氏は、「水」という生命にとってなくてはならないこの謎めいた物質について、さまざまな角度から光を当てた。
水は、人間の体重の約60~70%を占め、体内でも重要な役割を担っているという。
また水の持つ特質のために、この自然環境や生命自身が調和を保つことができるという。
そして、その特異な性質のゆえに生命を誕生させることができたと説く。
氏は水の多岐にわたる特性、水の他の物質とは違う特異な性質を説明し、我々にとって必要不可欠な物質であることを詳細に語られた。


 


<2月度>
社会 研究テーマ 「生命の神秘と人間存在Ⅱ」
発表者 瀧 順一郎(日本人間学会 研究会員)

最近の脳科学の進歩によって、脳における精神活動は、経験学習におけるスパインの変化による神経細胞のネットワークの変化、学習記憶による蛋白質の貯留、神経細胞の軸策輸送においてm-RNAや蛋白質を含むさまざまな物質の運搬などが解明されつつあるが、現在の物質的パラダイムにおいては、意味や価値の分析による認識や、理想に向かう創造的な主体的精神活動までの解明は達成されていない。

細胞の形態においては、神経系、内分泌系、免疫系はそれぞれ異なるが、情報を受けた細胞に活動電位が生じ、神経伝達物質により情報伝達をおこなうシステムであるという点では同等である。さらに、神経系の細胞においても、神経細胞体だけでなく、神経細胞の活動を補助し栄養を提供するグリア細胞の働き、軸索の髄鞘化が学習に関わる点から神経システムが重要視されてきている。

ヒトの脳機能の特徴は、他者の情報が自分の脳にアクセスすることを可能にする能力である。言語野をもつ脳を所有しているのは人間だけであり、言語機能を備えた脳は概念形成を可能にし、抽象化された信号を使用することにより思考やその伝達をも可能にする。

宇宙開闢と同時に、エネルギーは、光の放射エネルギーと真空のエネルギーに仕分けられたが、光の放射エネルギーは情報のメッセンジャーを、真空のエネルギーは物質を生み出す母体となったため、情報の起源は光の放射エネルギーのなかに求めることができる。そのため、情報は「相互作用を司る力」であり、物質とは違うパラダイムで考えてゆく必要があるといえる。

脳科学においては、生命体を維持する意志は脳によってもたらされるとされるが、それは実際には、精神の活動が脳に表出されたものを捉えているに過ぎない。全身の細胞の一つ一つが、情報を感知し、意味評価し、そしてそれを他の細胞に伝達する。それらの情報を統合するのが脳であり、総合的判断を下し発信することにより、すべてのシステムが有機体として活動する。

最先端物理学においては、物質の究極的な源は真空中にあり、存在の基本構造は、三次元的な「量」としてのエネルギー場であり、特定の物質的な形態を持たない量子であるとされる。

とするなら、人間の精神活動、すなわち心の働きは、物質的な特定の形を持たないものと関わりを持ち、さらに、人が道具を自在に使用できる点や、その個体内のみならず関わりを持つ他の存在にまで影響を及ぼしうるという点から、相互作用においても無限で自由な広がりを持ちうるものであると言えるであろう。